化学繊維「合成繊維」「再生繊維」の具体例と特徴
こんにちは!エナクロ編集部です!
今回のテーマは化学繊維です!
今まで繊維についてシリーズ化して説明をしてきました。
天然繊維、動物繊維ときて今回は化学繊維です!
ちなみに天然繊維と動物繊維の記事はこちら!↓↓
化学繊維について簡単に説明すると、
「原油」や「天然物」を原料とし、生成された繊維のことを指します。
そして化学繊維は「合成繊維」と「再生繊維」の2種類に分けることができます。
それぞれどのような繊維があるのか、どのような特徴があるのか、
このブログで知っていただければと思います!
それではいきます!✈︎
合成繊維
合成繊維(合繊)は石油を原料にして作られています。
総合的には、伸縮性は高いが吸湿性に欠けるのが主な共通な特徴です。
主な合成繊維は下記の4種類になります!
・ポリエステル
→シワができにくく、強度に優れるのが特徴です!
スポーツウェアに使用されることが多いです!
速乾性は高いのですが、吸湿性に乏しいのが難点です、、、
もっともポピュラーな合成繊維といっても過言ではないでしょう!
・ナイロン
→ポリエステルと似て、耐久性が高いという特徴を持っています!
軽さがあるのもポイントです!
ナイロンも速乾性は高いですが、吸湿性に乏しいです、、、
・アクリル
→アクリル特有の軽さや柔らかさを持っており、保湿性が高いのが特徴です!
ニットによく使われています!
・ポリウレタン
→ポリウレタンはストレッチ素材として欠かせない存在です!
極めて高い伸縮性を持っているのでストレッチデニムなどに
使用されていることが多いです!
再生繊維
再生繊維は天然物を原料にして作られています。
レーヨンとリヨセルの原料は木材パルプで、
キュプラの原料は綿花の種についている産毛(コットンリンター)を使用して作られています。
主な再生繊維は下記の3種類になります!
・レーヨン
→光沢感があるため、とても上品で高級感がでます!
シャツやパンツ類に使用されることが多いです!
弱点としてはシワになりやすいのと水に濡れると縮みやすい点が挙げられます、、、
・キュプラ
→高級裏地として使用されます!
スーツやパンツの裏地に使われることが多く、キュプラが使用されている洋服を
見つけると「高級品だ、、」って思ったりしています。
裏地にはキュプラの他にポリエステルが使用されることが多いですが
ポリエステルだと静電気が起きやすく、少し袖が通りにくかったりしますが
キュプラはとても滑らかなので袖通りがとても良いです!
弱点として伸縮性が低い点が挙げられます。
・リヨセル
→強度にとても優れており、吸水性が高いのが特徴です!
また、やわらかく、光沢感があるのも特徴です!
シャツ類やニット商品に使用されることが多いです!
天然繊維や動物繊維だけでは心細いポイントを、化学繊維と混ぜることで
お互いの弱点を補うことができ、万能な洋服が完成することもあります!
最近では、ポリエステル100%でありながら手触りがコットンと変わらない洋服が
できたりと化学繊維は日々進化していっています!
技術がさらに進化していったらもっと万能な化学繊維が今後生まれてくるかも?(笑)
これまで天然繊維、動物繊維、化学繊維と3部作に分けて紹介してきました!
自分のお気に入りの繊維を見つけるきっかけになれていたらとても嬉しいです!!
ぜひ、ご自身のクローゼットの相棒を探す参考にしてください!👔❤️🔥
今回はここまで!
▷参考文献
ファッションガイドJP
https://fashion-guide.jp/fiber-fabric/
▷編集: ogi サユリ 編集サポート:おっくん
最後まで読んでくれてありがとうございます☺️
少しでもクローゼットづくりが楽しくなるような知識をお伝え出来ていたら嬉しいです。
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