古着で定番なミリタリーアウター定番8選!
こんにちは!エナクロ編集部です!
あってはならないことですが戦争によって人類は発展をしてきました。
衣類に関する技術も戦争によって発展してきたと言えるのではないかなって思います。
身を守るために当時の最先端の技術を搭載してきたミリタリーアイテムは長い年月を経てファッションアイテムとして注目されています。
今回はミリタリーアイテムのトップスに絞って紹介をしていきたいと思います!
ボトムス編もあるのでよろしければ、合わせてご覧ください☺︎
ミリタリーアウター 定番8選
ミリタリーアイテムといえば、アウターとして着るミリタリーアウターが一番定番と言えるでしょう。
その中でも、厳選した8種類を紹介していきます!
目次
①MA-1
ミリタリーアウターといえば、MA-1といってもいいほど今では定番になっており、老若男女問わず愛されているアイテムです。
MA-1は空軍が着用していたフライトジャケットの一種です。
数あるフライトジャケットの中でも、MA-1は空軍が乗る飛行機がプロペラ機からジェット機に変わったタイミングで、高い高度の環境でも耐えられるように作られました。
MA-1の特徴
・中綿があり、防寒性が高い
・革を使っていないので軽い
・ナイロン製で無駄な装飾がないので動きやすい
・動きやすいようにシルエットは太目
・裏地はオレンジのものが多い(リバーシブル)
真冬でも耐えられる防寒性があるのに、軽いから疲れず、動きやすいというのがポイントです。
動きやすさを重視してできたシルエットがおしゃれですよね!
💡豆知識💡
裏地がオレンジのものが多いのは、遭難した際に目立つ色を表にして着用することで仲間に見つけてもらいやすくしてもらうためだそうです!
②M-65
M-65は、アメリカ軍によって用いられた戦闘用のジャケットです。
1965年に正式採用されたことから、一般的にM-65フィールドジャケットと呼ばれています。
M-65の特徴
・ナイロン混紡素材
・防寒性が高い
・袖口はマジックテープ
・オリーブグリーンが一番多い
・ウッドランドパターン、デザートパターン、カモフラージュ柄などデザインが豊か
また、機能性だけではなく、木村拓哉さんや所ジョージさんなどの著名人が愛用しているほど、デザイン性が高いことから人気があります!
③N-3B
N-3Bは、1950年代にアメリカ軍により作られたフライトジャケットです。
極寒地での着用を目的に開発されたため、防寒のための工夫が随所に散りばめられているのが特徴です。
N-3Bの特徴
・防寒性が高い
・やや丈が長く取られており、ヒップまで暖かい
・手袋をしたままの手が入れられる、大きなポケット
・風邪を通さない、二重になった前合せ
このようにN-3Bはとにかく暖かいのが特徴です。
なので、寒がりの人やインナーを厚着にせずにアウターで防寒したいという人にはおすすめです!
④N-1
N-1は第二次世界大戦よりアメリカ海軍用に採用されたデッキジャケットです。
デッキジャケットとは海軍の軍人が海上での寒さや風を防ぐために着用されていた防寒着で、デッキジャケットの中で最も人気のモデルがN-1です。
N-1の特徴
・風を通さず、保温性が高い
・表素材は光沢のあるコットングログランを使用
・裏地は保温性に優れたアルパカとウールを混紡したボアパイルを使用しているものもある
・風が強い海上で使われていたということもあり、風を通さず暖かい
アルパカを使用した裏地がモコモコと暖かいですが、古着の場合は毛がある程度落ち着いているため、チクチク感やごわつき感も少なく、着やすくなっています。
⑤M-51(モッズコート)
50年代から60年代後半にかけてアメリカ陸軍に採用された野戦用パーカーのことです。
正式名称は『PARKA, SHELL, M-1951』ですが、それだと長いので略して『M-51』と呼ぶことが多いです。
M-51の特徴
・動きやすさを重視したレーヨンとウールを使った裏地
・MA-1と共通する、大きなポケット
・中綿はなく、気温10~30℃で着る用
刑事ドラマの主役の方が着用していたり(レインボーブリッジを封鎖できません!笑)
シーバーを持ちながら歌っているのが印象的なMVを出したことのある4人組バンドのボーカルの方が着用していました(曲名はDragon Night!)。
著名人の方が着用しているのもあり、とても人気なミリタリーアイテムになっています!
💡豆知識💡
『モッズ』という言葉の発祥地はイギリスです🇬🇧
1950年代後半〜60年代にかけてロンドン近辺の若い労働者の間でブームとなった音楽やファッションをベースしたライフスタイルやカルチャーを意味しています。
⑥ARMY IPFU
IPFUとは『Improved Physical Fitness Uniform』の略で、1990年代に採用されたトレーニング用のジャケットです。
こちらはウィンドブレーカーのような着心地でさらっと羽織る用のアウターです。
ARMY IPFUの特徴
・表は防風、防水処理されたナイロンのシェル
・裏には総メッシュ素材で通気性重視
・背中に大きな通気口が空いており、蒸れにくい
軽い雨風は防ぎながらも、激しい運動しても汗で蒸れないようにしているのが特徴です。
したがって、普段使いはもちろん、ジョギングや軽い運動着としても使えます◎
⑦Pコート
これもミリタリーなの?と驚かれる方もいるかもしれませんが、Pコートも19世紀末から英国海軍や漁師たちが船上の防寒服として着用していたミリタリー由来のジャケットです。
Pコートの特徴
・重厚感のある高密度のウール素材
・風の侵入を防ぐ前立て
・イカリマークや紋章のついたボタン
・ボタンはダブルブレストで左右どちらが上前でも絞められる使用
Pコートは海上の強い風を防ぐ仕様となっています。
前ボタンは現在は左を上にするのが一般的ですが、海上では風の方向に合わせて止める方向を変えていたそうです!
また、商品によってはセーラー襟のPコートもあります。
💡豆知識💡
セーラー襟は元々海軍が海に落ちた際に浮きやすいように作られたものだそうです。
⑧トレンチコート
トレンチコートというとバーバリーなどの上品なものが多いですが、実はトレンチコートももともとは軍服として開発されたものです。
トレンチとは英語で『溝』という意味で、陸軍が敵から隠れるために待機していた塹壕を意味しています。
ミリタリートレンチコートの特徴
・基本的には防水
・風を防ぐための袖口ベルト
・元々ナイフや銃弾を持ち歩くためのウエストベルト
・エポレットと呼ばれる肩ストラップ
元々レインコートを強化して作られたものということもあって、防水機能がありますが、古着の場合はレインコートと代用できるほど防水機能が残っているものはあまりありません。
男らしいミリタリーアイテムの中でもトレンチコートはやはり他のジャケットと比べて上品な印象があります。
スーツのようなフォーマルな格好にも使えるし、デニムなどカジュアルなアイテムに合わせてもカッコいいです!
ミリタリーアイテムの着こなしのポイントとしては、自分に合うサイズ感を選ぶことが重要です。
というのも、アメリカ軍ように作られたということもあり、少しサイズが大きめとなっているので普段着ているサイズより1サイズ小さめがちょうどいいと思います。
クロクロでもミリタリーアウターを取り扱ってる場合もあるのでぜひ探してみてくださいね☺︎
今回はここまで!
▷参考文献
rushout
https://www.rushout.jp/hpgen/HPB/entries/217.html
OTKOMAE
https://otokomaeken.com/masterpiece/220291
▷編集: ogi サユリ
最後まで読んでくれてありがとうございます☺️
少しでもクローゼットづくりが楽しくなるような知識をお伝え出来ていたら嬉しいです。
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