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NYからファッション業界に革命が起こる?!

ショップアシスタントをしています、ノドカです!今回は、「日記」編!

 

 

私が最近気になったファッションに関するニュースをシェアしたいと思います!

 

fashionsnap
「NY州はファッション業界の“サステナ先進国”になれるか?」

記事は→こちら

 

 

これは、ニューヨーク州議会で可決されるかもしれない

「ファッション・サステナビリティ&ソーシャルアカウンタビリティ法案(Fashion Sustainability and Social Accountability Act)」

通称”ファッション法案“についての記事です📰👚

 

ファッション業界が社会に与えるさまざまな問題に対策を打ちだすことと、

ニューヨーク州がファッション業界のサステナビリティ分野におけるトップランナー的存在✨✨✨✨になることを目的とした法案です。

 

 

ファッション業界が環境に与える影響は深刻だと言われています。

 

例えば、お洋服を1枚👚を作るために、

浴槽約11杯分の水を消費し

🛁🛁🛁🛁🛁🛁🛁🛁🛁🛁🛁

500mlペットボトル255本を作るのに必要なCO2を

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排出しています…!

私はクローゼットに100着くらいのお洋服があるので、かなりの資源を使って今ここにお洋服が在るんだということをヒシヒシと改めて痛感しています、、、

 

さらに、最近のお洋服の価格は年々安くなっていて、大量生産・大量消費が拡がっています。(※2)

これはラグジュアリーブランド以外のブランドが台頭してファッションが多様化し、学生やお金に余裕のない人でもファッションを楽しめるようになったという素敵なプラスの面もある一方で、

 

「飽きたら捨てちゃってまた新しいのを買えばいっか」

「トレンドがどんどん加速度的に変わっていく🌪👀」という、

お洋服の寿命がより短くなっていること

=大量廃棄 の傾向になっているといえます。

 

限りある資源で作られたお洋服があっという間に捨てられてしまうのは環境にとっても社会にとっても良くないし、純粋に悲しい気持ちになります。😥

 

そんな今のファッション業界で、

このNY州で可決されるかもしれないファッション法案のノドカ的ポイントは、

①透明性と、②罰金規定があることだと思いました!

 

①まずは透明性。

 

  • 賃金の中央値
  • 温室効果ガス排出量
  • 水や化学物質の管理
  • 上記☝️の数値を削減するための具体的な計画の策定
  • 素材の生産量の開示
  • 素材ごとの内訳の開示義務

の情報を開示する必要なっています。

「よし!より持続可能なファッション業界にしなければ..!」と発起しても、まずは現状を把握することが大事だと思います。そして情報開示をすること自体、企業側にとってはプレッシャーになります。

 

また、

  • 開示情報はすべてオンラインで公開しなければならない

という点もとっても大事だと思います…!

「NY州の議会へ訪れて、あのファイルの、あのページを開かないと、情報閲覧できない〜!😭」という状況では、限られた地域の時間とお金に余裕がある特定の人しか情報を知ったりすることができませんよね、、。

 

だから、より多くの人が情報にアクセスできる状況にしておくことは「公平性」の面からも、「すべてオンラインで公開」というのは大事な気がします👀

 

 

 

②次は罰金規定について。

  • 違反が発覚し、3ヶ月以内に是正しない企業に対して、年間売上高の2%を上限とする罰金が課される。
  • 毎年、違反企業のリストが公表される。

 

計画を策定することに義務を付けてもその計画を遵守しなかった場合の罰則がなければ、(一部の非難やイメージダウンはあるかもしれませんが)その計画を遵守する必要はないと判断する企業もあるかもしれません。ただ今回の法案のように罰金となると話は違う!という企業も出てくるんじゃないかと思います。

 

さらに、「違反すると名前が公表されてしまう」のもかなりのプレッシャーですよね、、、。

罰金されて名前も公表されてしまうのなら、さすがに対策しなきゃ!!!と思う気がします。というかそう思ってほしいです!笑

 

 

また、この法案の可決にあたって、

基準に満たない下請け企業が廃業し、失業者がニューヨーク州の外で大量に発生する可能性も考えられています🗯

 

環境問題などの社会問題を解決するためには、ざまざまなシフト(※3)が必要ですが、こういった懸念点に関して「公正な移行(just transition)」という考え方が広く知られています💭

(※3)例えば「シフト」とは、

プラスチック製品から何度でも使えるリユース製品が普及する社会にシフトしたり、

農薬を使わない農法にシフトしたり、

ディーゼル車から電気自動車が当たり前に走るような都市にしたり、

化石燃料由来の発電から再生可能エネルギの発電にシフトしたり、

などなどなど、いろいろな場所で、アプローチで、世代での変革が必要といわれています↕️↔️

 

公正な移行(just transition)」とは、環境負荷の少ない社会への移行していく段階で、労働者の権利や収入を脅かすことがないように配慮すべきであるという考え方です。

社会変革の際に、社会的に弱い立場の人々の雇用や暮らしを守れなければ本末転倒です🌀

そういった負の影響を乗り越えながらニューヨーク州のファッション業界が公正な移行を実現できたら、市民の雇用や暮らしも守られ、環境負荷も低減でき、企業の情報がよりオープンにアクセスできる”民主的な社会”になり、さまざまな問題を同時に解決していくことにつながります。

 

労働者の雇用や暮らしを置き去りにせず、持続可能なファッション業界に移行していってほしいです。

そしてニューヨーク州での成功体験が世界に広がっていってほしいです!🌟

 

 

 

 

▷参考文献

(※1)fashionsnap「NY州はファッション業界の“サステナ先進国”になれるか?」(2023/02/01閲覧)

(※2)環境省「SUSTAINABLE FASHION」(2023/02/01閲覧)

 

▷編集: ogi サユリ 編集サポート:おっくん

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます☺️
少しでもクローゼットづくりが楽しくなるような知識をお伝え出来ていたら嬉しいです。

 

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