パンツを見分ける用語集【シルエット・レングス・ウエスト】
こんにちは!エナクロ編集部です!
皆さんはパンツを選ぶ際にどこにこだわって選んでいますか?
素材の他に下の3つを考えることが多いのではないでしょうか?
・シルエット
・レングス(長さ)
・ウエストの位置
「なんとなくこんなシルエットでこんな丈感かなぁ」
って思いながら洋服を買いに行ったり、その日のコーディネートを決めていませんか?
今回はパンツの「シルエット」「長さ」「ウエストの位置」
これらの特徴をそれぞれ紹介していきます!
それではいってみよー!!
目次
●シルエット
・スキニー
・テーパード
・ストレート
・ワイド
・フレア
・サルエル
●レングス
・クォーター
・ショート(膝上)
・ショート(膝丈〜膝下)
・ミドル
・クロップド
・アンクル
・フルレングス
●ウエストの位置
・ハイウエスト
・ノーマル
・ローライズ
シルエット
スキニー
身体のラインにぴったりとフィットしたシルエットのパンツ。
スキニーは「皮状の、痩せこけた、ほっそりとした」を意味します。
足にぴったりとフィットしたデザイン!
スリムシルエットのズボンよりもさらに細いデザインのパンツの事をこの名前で呼びます。
テーパード
ゆったりした腰回りから足首に向けて細身になる形状のズボンの事であり、足の形が細く綺麗に見えることから脚を長く見せる事が可能です。
メンズ・レディースともに人気の高いアイテム!
細身のパンツがはけない人でも、腰回りにゆとりがあるので、無理なく取り入れられます!
ストレート
膝から裾まで真っ直ぐなシルエット。
流行り廃りの無い定番のシルエット◎
テーパードシルエットと同じくらい人気の高い定番の形状です!
ワイド
全体に横幅を広くとったシルエットのパンツ。
ゆったりとしたシルエットが特徴のバギーパンツ、2015年頃からレディースで大流行しているガウチョパンツ、バルーンパンツもワイドの一種!
リラックス感が強いのはワイドなストレートフォルムですが、バランスが良いのは全体としてワイドなテーパードです。
抜け感が演出できるので、コーディネートに新鮮味が欲しいときに取り入れてみて!
フレア
ストレートに対して膝から裾にかけて広がっていく裾の広がりが大きいシルエット!
※ベルボトム、フレアーパンツとも呼ばれます。
ワイドパンツの流行により、比較的コーディネートに取り入れられる事が増えたフレアやベルボトムといったシルエット。
ベルボトムはその昔「パンタロン」や「ラッパズボン」と言った名前で呼ばれており、フレアよりも極端な裾の広がりが特徴で、70年代のヒッピースタイルには欠かせないアイテムとなっています。
💡豆知識💡
元々は、ウェスタンブーツと合わせて履きやすく、美しく見えるよう工夫されたものです。
サルエル
股の部分がゆったりとしたデザインで、足首にかけて細くなっているパンツ。
股の部分にちょっとだけゆとりをもたせた、さりげないサルエルパンツもあるので、お腹回りやお尻が気になる人にはおすすめです。
💡豆知識💡
元々は、イスラム文化圏の民族衣装!
現在はカジュアルアイテムとして取り入れられています!
レングス
パンツのレングスは髪の長さでいうところの
「これはショート?それともミディアムショート?」
のような、履く人の身長や足の長さによって大きく変化してしまう曖昧さがあります。
厳密に長さが決まっているわけでなく、この区分けも見る人のさじ加減1つですが、
便宜的に使われる名前なので覚えておくと便利です📝
【クォーター】
足の4分の1の丈のショートパンツの事!
ハーフパンツよりもさらに短く一般的にはラントレーニングなどに使用するスポーツウェアとして展開されています。
【ショート(膝上)】
膝上5cmまでのショート丈
夏場の定番スタイルとして人気!
基本的に、膝上5cm以上の丈の短いショートパンツはクォーターパンツ的な扱いになります。
いわゆる「夏場を快適に過ごすショートパンツ」としては膝上のショート丈が定番であり、ポロシャツやサマーニットなどと合わせて着こなすのもgood!
【ショート丈(膝丈〜膝下)】
膝丈から膝下丈にかけてのショート丈かつミドル丈まで行かない程度の長さの半ズボン。
いわゆる「ショートパンツ」と言われる丈であり、膝上ショート丈特有の「脚を出しすぎて恥ずかしい」と思う方には挑戦しやすい定番丈です。
ハーフパンツをあまり着用したことがない人は、まずは膝丈から膝下までの丈の長さで選ぶのがおすすめ!
【ミドル】
膝下5cm以上〜6分丈あたりまで
ミドル丈といえばクライミングパンツやスケーターが愛用するハーフパンツの定番の長さ!
ストリートファッションを好んでいる方はこの丈のパンツを履いている人が多いかも!
【クロップド】
クロップは「切り落とす」といった意味。
裾を切り取ったような長さがクロップド丈で、フルレングスよりも短い丈のことを指します。
フルレングスと比べると足元が軽やかに映り、こなれたムードを演出できるのが大きな特徴です。
一般的にスパッと切ったストレート気味のデザインが多いミドル丈に対し、クロップド丈は裾に向かうにつれてテーパードが効いた先細りな形状になっている事が多い傾向です。
ミドル丈と同じ6分丈程度の長さでも、裾の雰囲気によって名前が変わっているような場面もあります。購入するときは、丈の長さを確認しましょう◎
【アンクル】
踝に乗るか踝のやや上までの丈
フルレングスより軽やかな印象
アンクルとは英語で「足首」をさす言葉。
足首を見せる事で脚を長く演出出来る他、フルレングスより軽やかな印象になるので夏場でも長めのズボンが履きたい方や、重苦しさを出したくない春先のスタイリングに活躍してくれます!
大人カジュアルの定番であるマリンルックから、アンクル丈のワイドパンツなどでソックスを見せるストリートライクなコーディネートまで組み合わせは無限大の定番丈です。
【フルレングス】
いわゆる「長ズボン」の事
最近は「引きずるほど長い物」を意図的に指す事もあります!
丈の長さを区分する時にフルレングスという言葉を使った場合は、クロップスやショーツに対して「丈を足が見えるほど調節していない長ズボン」の事を指すのが一般的です。
ウエスト位置
【ハイウエスト(はき込み深め)】
全体の長さがあるので、タックインをして着れば足が長く見えます。
ウエストまわりにボリュームがある人は圧迫感があり、着心地はよくないかもしれません。
最近だと短丈のトップスに合わせている人も多いかも!
【ノーマル(へその位置)】
スタンダードなデザインです。
ウエスト位置に関して特に記載がない場合はノーマルなことがほとんど!
【ローライズ(はき込み浅め)】
お尻が小さく見えます。
腹部を圧迫せず、ラクにはけますが、浅すぎると下着が見えるので注意⚠
それぞれの違い、何となく理解できましたか?
・シルエット
・長さ
・ウエストの位置
パンツを選ぶときには、これらの点に注目すると、「何が違うのか?」わかりやすくなります。
また、カテゴリ分けのイメージがあれば、知らない言葉を聞いたときでも混乱することがなくなりますよ!
この調子で、着実に洋服に関する知識を深めていきましょう!
今回はここまで!
▷参考文献
c-edge.fashion
MEN’S NON HEN
https://mensnonhen.com/pants
TASCLAP
https://mens.tasclap.jp/a4606
▷編集: ogi サユリ
最後まで読んでくれてありがとうございます☺️
少しでもクローゼットづくりが楽しくなるような知識をお伝え出来ていたら嬉しいです。
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