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服に使われる天然繊維の特徴をご紹介!

こんにちは!エナクロ編集部です!

エナクロ編集部では、よりクローゼットづくりが楽しめるようなコンテンツを発信しています。

 

 

 

 

お洋服の生地には、さまざまな素材が使われています。

素材の種類によって、着心地や機能性、季節感なども異なるため、それぞれの特徴を覚えておくと服選びに役立ちます!

 

お洋服が作られる生地は大きく、天然繊維・化学繊維の2種類に分けられます。

 

この記事では、天然繊維の特徴を簡単にご紹介します!

 

 

【目次】天然繊維の種類
  • 天然繊維は大きく分けて2種類ある
  • 天然繊維①植物繊維とは【綿(コットン)・麻(リネン)】
  • 天然繊維②動物繊維とは【絹(シルク)・羊毛(ウール)・カシミヤ(カシミア)】

 

 

 

 

布
UnsplashBernd 📷 Dittrichが撮影した写真

 

天然繊維は大きく分けて2種類ある

天然繊維(てんねんせんい)とは、自然界から直接得られる繊維のことで、主に植物や動物、時には鉱物から作られます。

洋服をつくる天然繊維は大きく分けて、植物繊維と動物繊維に分けられます。

ここからはそれぞれの特徴をご紹介します。

 

天然繊維①植物繊維とは

植物繊維とは、植物からとれる繊維のことで、主成分はセルロースという炭水化物です。
今回は代表的な植物繊維をピックアップして各繊維の特徴について説明します!

 

 

綿(コットン)

Tシャツやデニムなどによく使用される「綿(コットン)」

肌触りが良く通気性や吸水性に優れているのが特徴です。

 

また、丈夫で熱に強いので長持ちしやすいことがメリット。

一方で、洗濯をすると縮みやすく、シワになりやすいといデメリットもあります。

干す際は、シワを伸ばすように叩いたり、軽く引っ張ったり工夫すると◎

 

綿でできた洋服の例を見てみる

 

 

麻(リネン)

夏に着用されることが多い「麻(リネン)」。

リネン(麻)は、通気性や吸湿性に優れているため、シャリ感のある生地で涼しく着こなせるのが魅力です。

水洗いをするとシワや縮みが起こりやすい点がデメリット。また、燃えやすい素材なので火の元が近くにある場合は十分注意してくださいね!

 

そして麻には多くの種類が存在します。

  • リネン
  • ラミー
  • ヘンプ
  • ジュート

など

 

麻でできた洋服の例を見てみる

 

 

天然繊維②動物繊維とは

さらに動物繊維の中でも2種類に分類できます。

  • 虫系(シルク等)
  • 動物系(ウール等)

共通の弱点は虫に食われやすいところです。
ここからはよく使用される動物繊維をピックアップして紹介します!

 

絹(シルク)

蚕蛾(カイコガ)という蛾の幼虫が作る繭から採れる繊維。

直径約3㎝の繭1つから約1,500mの長い糸を作ることができるます。

 

光沢があり高級感あふれる風合いの素材で、繊維断面が三角形のため光を当てるとプリズムのように光を反射し光沢が生まれます。有名なシルクロードも、この絹から作られた織物を、中国から西方諸国に輸出するために作られたというので有名です。

天然素材でありながら、保湿性や保温性、吸水性や軽量性など、機能性に優れています。

肌触りが良く、光沢感があるため、フォーマルなドレスなどの生地にも採用される素材です。

ただし、変色しやすく摩擦に弱いというデメリットもあります。

 

シルクでできた洋服の例を見てみる

 

 

羊毛(ウール)

ウールは羊の毛で、1頭の羊から約5㎏ものウールが取れるそうです。

生産量が多いこともあり、最近では日常的な身近な素材とも言えます。

一般的なセーターやスーツ、ストールなどの編物の他、敷物などの毛織物に使われています。

 

保温性や保湿性、吸湿性などに優れていおり、水をはじく性質や天然の抗菌防臭性も備わっているため、汗をかいてもベタつきにくく、嫌な臭いを軽減できるのがメリットです!

 

動物の毛を使った天然素材としては、ウール以外にもカシミヤやアルパカ、アンゴラ、キャメルなどがあります。

 

ウールでできた洋服の例を見てみる

 

 

カシミヤ(カシミア)

カシミヤとは「カシミヤヤギ」から採れる獣毛繊維の山羊毛です。

一頭のカシミヤヤギから採れる毛は100~200gしかなく、ニットを作るのには4頭から5頭分の毛が必要になると言われており、収穫量の少なさからもカシミヤ製品は高級なイメージがありますね。

 

一番多くカシミヤが採取されるのは中国のモンゴル自治区で、アルザス地方で採られるカシミヤは最高級品として取引され、質の高さや肌触りのすばらしさから「カシミヤの女王」とも呼ばれています。

羊毛(ウール)と同様に保温性や保湿性、吸湿性などに優れていますが、縮みやすく、虫に食われやすいので、お手入れや保管方法には注意が必要です。

 

カシミヤでできた洋服の例を見てみる

 

 

 

今回は簡単な説明になってしまいましたが実際にはもっと種類が存在し、特徴も他にもあります。
興味がある方はぜひ詳しく調べてみてくださいね!

 

 

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参考文献:ファッションガイドJP

編集: ogi サユリ 編集サポート:おっくん

 

動物繊維は名前の通り、生き物の一部を使用してできています。
生き物から恵んでもらっているって考えたら、大切にしなきゃな〜って改めて思わされます。
繊維に関して知識を持つとより洋服今持っている洋服に愛着が沸きますよね!

 

最後まで読んでくれてありがとうございます☺️
少しでもクローゼットづくりが楽しくなるような知識をお伝え出来ていたら嬉しいです。

 

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