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洋服は「ニット」と「布帛(ふはく)」の2種類に分けられる?言葉の使い分けと特徴

こんにちは!エナクロ編集部です!

エナクロ編集部では、よりクローゼットづくりが楽しめるようなコンテンツを発信しています。

 

 

 

 

洋服は、大きく分けると「ニット」と「布帛(ふはく)」の2種類があることは知っていますか?

例えば同じコットンやポリエステルなどの素材を使っていても、作り方によって「ニット」と「布帛」の2つに分けられます。

 

「ニット」という言葉はよく聞くし知っている人は多いと思うけど、「布帛」という単語は耳にする機会も少ないし、知らない人も多いと思います。

そこで今回は、これら2種類の特徴と違いについてまとめていきます!

 

 

☑️そもそも何がニットで、何が布帛か違いがよくわからない!

☑️ニットと布帛、どっちがいいの?

 

という人は違いを明確にして、洋服選びの参考にしてみてくださいね!

 

 

【目次】ニットと布帛の違い

 

ニット
UnsplashAnastasia Zheninaが撮影した写真

 

 

ニットと布帛の違い

同じ素材を使った生地でも大きく分けると「ニット」と「布帛」の2つに分けることができます。

簡単に言えばこの2つは「編み物(=ニット)」か「織り物(=布帛)」かの違いです。

 

では、編み物って?織物って?…

その違いについてもっと掘り下げてみましょう!

 

 

 

ニット(編み物)の特徴と作り方

ニットの特徴は伸縮性です。

「ニット」と言うと冬物のセーターなどをイメージしますが、元々は編み物全般を総称したアパレル用語です。そのため、特定のアイテムや商品を指しているわけではありません。

 

ニットの特徴

  • 縦にも横にもよく伸び、伸縮性がある
  • 着用や洗濯を繰り返すと型崩れしやすい
  • ほどよく体にフィットする
  • 糸と糸の間の密度が低く、通気性が高い
  • 糸と糸の間が空いており動かしやすいため、シワになりにくい

 

ニット生地の作り方

実はニット生地は1本の糸だけで作られているアイテムが多いです。

ニットは、糸でループ(輪っか)を作り、そのループに引っ掛けてまた次のループを作る…を繰り返していく編み物。

 

よくイメージするのはセーターなどですが、同じ作り方であればTシャツなどもニットの種類に分類されます!

 

ニットは冬場のセーターだけでなく、夏場のインナーや一年を通して使うTシャツ、トレーニングウェアなど、実は幅広く使われている、優れた生地です。

 

 

布帛(織り物)の特徴と作り方

あまり聞きなれない「布帛(ふはく)」という名前の生地。

聞き慣れないのもそのはずで、布帛はあくまで“総称”であり、生地1つ1つにはきちんと名前が付けられています。

 

布帛の特徴は型崩れしにくさです。
そんな「ニット」の対義語が「布帛(ふはく)」だと言えます。

布帛とは、タテ糸とヨコ糸を交差させて織っていく織り物の総称のことです。

 

このように、布帛生地はニット生地とは正反対の特徴を持っていることが多いです。

ただ、ストレッチ性のある素材を混合することで多少ストレッチが効くようにしている布帛アイテムもあるため、必ずしも伸縮性ゼロというわけではありません。

 

 

布帛の特徴

  • 伸縮性があまりない
  • 繰り返し使っても型崩れしにくい
  • 糸と糸の間の密度が高く、通気性が低い
  • 繊維がギュッと詰まっていて、シワになりやすい

 

布帛生地の作り方

布帛生地は織り物なので表面をよく見ると、タテ糸とヨコ糸が交互に入り混じっていることがわかります。

 

タテ糸とヨコ糸を1本ずつ交互に織った「平織り」というのが有名です!

他にも1本飛ばしで織ったり、2本飛ばしで織ったりなどすることで、織り方によって出来上がるアイテムの風合いや手触り、質感にも大きな差が出てきます。

 

イメージしやすいのはYシャツやジーンズ、しっかりしたアウター、さらには靴やカバンなどの小物まで。

意外と布帛の洋服を着ていたなって思った方も多いのではないでしょうか!

 

 

 

 

ニットと布帛、どうやって選べば良いの?

ニット生地と布帛生地、それぞれ反対の特徴を持っていることがわかりました。

しかしそれぞれのメリットや魅力もあるため、結局どちらを選べば良いのか迷うこともありますよね。

選び方の基準はいくつかあります。

 

  • 伸縮性は必要か
  • 着脱のしやすさor型崩れしにくさ、どちらを優先するか
  • 季節に合わせて通気性やぬくもりは必要か
  • シワのできにく

などなど…

自分がどの基準を重要視するか考え、季節やアイテムによって柔軟に変えていくのもおすすめです。

 

 

 

それぞれの違いがわかれば、洋服選びが楽しくなること間違いなし!

もし、クローゼットに眠っているお洋服があれば、ぜひCLOSETtoCLOSETで今の気分に合うものに交換してみてくださいね:)

 

 

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参考文献:YAMATOMI HELKA handmade

編集: ogi サユリ 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます☺️
少しでもクローゼットづくりが楽しくなるような知識をお伝え出来ていたら嬉しいです。

 

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