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革靴の基礎知識

こんにちは!energy closet(エナクロ)代表のサユリです!

 

今回は革靴の知識を紹介していこうと思います!

 

革靴って買う時少し緊張しませんか?

 

その他の靴に比べて、どんなシーンで履こうかなとか、できるだけ長く愛用したいなって思うことが多くて買う時にとっても悩んでしまいます(笑)

そんな革靴にも実はいろんな種類とルーツがあるのでご紹介します!

 

 

 

 

 

 

まずは基本事項から!

 

 

外羽根式と内羽根式

革靴と聞いてすぐに頭に浮かぶであろう、紐のある靴をレースアップシューズと呼びますが、このレースアップシューズは大きく分けて「外羽根式」と「内羽根式」の2種類があります。
これが休日にも履きこなしやすいものか、スーツにだけ合わせておいた方が良いのか、最も印象を分ける革靴のポイントとなります。

微妙な違いに思えるのですが、実は、それぞれのルーツも全く異なるんです。

 

 

 

【外羽根式】

元々は軍隊用の靴がルーツ!
「外羽根式」はシューレースホール(靴紐を通すところ)が靴本体に上から被さるようになっている状態の靴を指します。

シューレースホールから紐を取ると、羽根のようにヒラヒラするので「外」羽根という名称がついています。
これによって靴の印象に躍動感が出るので、ややカジュアルな印象になります。

ですのでスーツ用の靴として外羽根のシューズが販売されていることはほとんどありません。

ですが、ややカジュアルになるという程度で、合わせるボトムやファッションスタイルを選ばないのはこちらの外羽根タイプです。

【内羽根式】

ルーツはスコットランドの王族が作らせた貴族靴!

外羽根に対して「内羽根式」は、シューレースホールが甲の部分の革と一帯になっています。
紐をほどいても、シューレースホールは靴の履き口側しか動きません。このため「内」羽根と言います。

こちらはシューズ自体に凹凸が少ないのでフォーマルな印象となり、冠婚葬祭などのシチュエーションにも対応できます。
ビジネスシューズを初めて買うなら、このシューズで間違いないです。どんな状況にも対応できます。
一方で、カジュアルなボトムスに合わせることも可能ですが、ややカッチリしたモード寄りな印象になります。

 

 

ここからは革靴の種類について紹介!
↓↓↓

 

 

プレーントゥ

シューズのトゥ(つま先)に装飾が全くないのがプレーントゥシューズです。

紐靴なので内羽根、外羽根どちらもあり、カジュアル・ビジネス両面で使うことができるバランスの良いタイプです。シンプルな一方で奥が深く、革質や靴自体のフォルムの美しさが浮き彫りとなりやすくなります。

ドレスでもカジュアルでも使い回す場合、どのような服装に合わせるのかイメージしながら選びたいですね!

 

 

ストレートチップ

甲の部分からつま先にかけての場所に、ストレートに切り返しの線が入ったデザインがストレートチップです。

ドレスシューズの基本で、冠婚葬祭に最も適していると言われるのがこのタイプです。

スーツに合わせる革靴の最初の一足は、これにしておけば間違いなし!

 

 

ウイングチップ

甲の部分からつま先にかけての場所に、W(ウイング)に切り替えが入ったのがウイングチップ。

起毛素材やチェック柄などと合わせ、スーツや着こなしにクラシカルな雰囲気を出したい時にgood!

 

💡豆知識💡
つま先の模様は「メダリオン」と言い、穴1つ1つは「ブローグ」と呼びます。ウイングチップでブローグやメダリオンがないタイプは珍しいです。
「メダリオンシューズ」、「ブローグシューズ」といった呼ばれ方もします。

 

 

サドル

靴中央の靴紐を通す付近にかけて、馬の鞍(サドル)のように革を切り返したのがサドルシューズです。

ストレートチップやプレーントゥで切り返した、革も同色のシンプルなものもありますが、一部分だけ素材や革の色を変えた遊びの入ったデザインもあります。

革靴の中では比較的カジュアルなタイプで、合わせるファッションを選びません。
靴全体がポッテリしたフォルムのものが多いです。

 

 

Uチップ(Vチップ)

原則的にベーシックなフォルムで、靴の甲の部分がU字かV字に切り替えられているのがこちらの靴です。

ビジネスシューズとしてはカジュアルな部類ですが、合わせやすく汎用性の高い靴と言えるでしょう。

V字に近くなるほど、つま先もシャープになり、ドレッシーな印象になります。
合わせやすいのに、こなれた感じが出ていい感じ!

 

 

モンク

元々修道士が履いていた靴をルーツとするのがモンクシューズです!

ベルトと金属製のバックルがついていて、シューズのフィット感を調整できます。
トゥが丸みを帯びていて、飾り気のないタイプが最も一般的です。
ブーツになっているタイプもあります。

オンオフ問わず、革靴の中でも使い勝手は随一。
プレーントゥやストレートチップの次の一足にオススメです。

スーツに合わせられる靴の中では最もカジュアルと言えます。

 

 

💡豆知識💡
最初にデザインしたのは、イギリス靴ブランドの「ジョン・ロブ」!👞

 

 

ホールカット

革のつなぎ目がかかと部分にしか見えず、1枚革でできているのがホールカットシューズです。

飾り気が一切ない、という点では最もドレッシーな靴と言えますが、逆に目立つためフォーマルかカジュアルか位置づけが難しい、面白い靴!👟👞

革質の良し悪しや製造技術が問われるため、靴メーカーとしても自信を持っていないと販売できない靴と言われています!

スーツ・カジュアルどちらにおいても、洗練された着こなしが求められます。

派手な装飾はないほうがいいけどよく見ると普通じゃないっていうのがgood!

 

 

ローファー

スリッパのように履ける靴であることから、「怠け者」を意味する名称がついたのがローファーの由来!

コインを挟めるストラップがついているので、コインローファー、ペニーローファーなどとも呼ばれます。
実際にコインを挟んでおいて公衆電話を使うときにそのコインを使っていたとか?!

夏のスーツスタイルやジャケパンなどに合わせるのが定番の着こなし方です。
カジュアルファッションでは、パンツのデザインや太さを選ばずマッチします。

軽快な夏のシーズンに活躍するシューズ。
ビジネス・カジュアル両面で使えるのでコストパフォーマンス◎

 

<ビットローファー>

ローファーの上に馬具を模した金属をあしらったのがビットローファーで、この金属で高級感を出そうとGUCCI(グッチ)が最初に発表したのが始まりです。

基本的にはカジュアルなアイテムなので、スーツに合わせている人はほとんど見かけないですね。。。

高級感を逆手にとり、古着と合わせたりするのも◎

 

<タッセルローファー>

ローファーの上に革製の紐が付いたのがこのタイプです。

タッセルは小ぶりのものと、シューズの甲全体をヒゲのように覆う主に2タイプがあります。
フォーマルな靴ですが、最近では、スーツに合わせるよりもドレスカジュアルなどで使われることが多いです。

ローファーの中ではフォーマルなのでスーツでも合いますが、カチッとしないといけない場面で合わせる方は、あまり見かけないかも。。。

 

 

 

ヴァンプ

全く飾り気がなく、甲の部分からつま先に掛けてシャープに曲がっていくシルエットのローファーをヴァンプシューズと呼びます。

ローファーよりも足を包む部分が大きい(高い)のが特徴です。

スーツではあまり合わせず、カジュアル向きで、着こなしの難易度がやや高めかも。

 

 

モカシン

モカシンとは、1枚の革を使って足を包み込むような構造の靴のことです。
アメリカ先住民が履いていたスリッポンタイプの靴を原型としています。

なお、モカシンというと、起毛感のあるスエード素材や、インナーにファー素材を使ったものが人気を博したことから、なんとなく秋冬に履く靴というイメージを持っている方も多いかもしれません。
ところが、実際は、通年使うことが可能。堅苦しすぎず軽すぎない、使いやすい大人のカジュアルシューズといえるでしょう。

 

 

ここでまとめ!!

カジュアルとフォーマルで分けるなら?
【フォーマル】: ストレートチップ
【カジュアル】: サドル、ローファー、ヴァンプ
【兼用】: プレーントゥ、ホールカット、ウイングチップ、Uチップ、モンク

 

 

長くなってしましましたがいかがでしたか?

クロクロのスタッフくんは学生ぶりにローファーを買ったみたいで、
絆創膏を貼りながら履いて足に慣らすのを頑張っているらしいです(笑)
皆さんも今回のブログを読んだのを機に革靴を購入してみてはいかがでしょうか!

 

 

今回はここまで!

 

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↓参考文献
DAYSE
https://mensdrip.com/fashion/kawagutsu-syurui
TASCLAP
https://mens.tasclap.jp/a3264
Spica
https://www.spica-inc.jp/useful/choose/
P.S.FA
https://perfect-s.com/announcement/detail/0000000000000132

 

 

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