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デニムは洗ったらダメ?デニムのお手入れ方法のポイントをご紹介!

こんにちは!エナクロ編集部です!

エナクロ編集部では、よりクローゼットづくりが楽しめるようなコンテンツを発信しています。

 

 

 

 

 

皆さんはデニムのお手入れをしていますか?

「デニムは洗ったらダメ!」って聞いたことある人もいるのではないでしょうか。

 

もともとは作業着として着用されてきたアイテムなので、上手な洗濯を繰り返して着続けることで独特の風合いが生まれ、自分だけの特別なデニムになり、長く着用することができます!

 

この記事では、デニムのお手入れ方法のポイントについてご紹介します!

 

デニムをじっくり育てるための最適なお手入れのコツをぜひ覚えていって下さいね!

 

 

 

【目次】デニムのお手入れ方法のポイント
  • 「デニムは洗わない方がいい」は間違い?
  • デニムを洗う前に知っておくべき注意点
  • デニムを長持ちさせるための洗い方
  • デニムの干し方
  • デニムを洗濯しない時のお手入れ方法
  • デニムによっても様々!基本の品質表示を理解しよう

 

 

 

「デニムは洗わない方がいい」は間違い?

「デニムはなるべく洗わない方がいい」という声はよく聞きますが、実は間違った情報です。

元々は、アンティークジーンズ、オールドジーンズと呼ばれるような高価なジーンズに関して、洗わずにそのままの風合いを保とうという意味で言われていました。しかし、一般的なジーンズも洗わない方がいいという解釈に間違って捉えられるようになり、間違った情報が飛び交うようになってしまいました。

実際は、正しい手入れの方法を知っていれば、デニムは洗っても大丈夫なんです!

 

 

軽い汚れなら水洗いでOK

さほど汚れがひどくないデニムを洗う時は、洗剤を使わない水洗いでも大丈夫です。

しかし、温度の高いお湯を使うのは避けましょう。生地も縮みますし、色落ちも進みます。

逆に、インディゴをほどよく色落ちさせたい場合にはあえてお湯を使うという方法もあります。

 

 

高頻度で洗わなくてOK

デニムは洗えば洗うほど色落ちしてしまうので、履くたびに洗わなくてもOKです。

季節にもよりますが、5~6回に1回やニオイや汚れが気になった時に洗うだけで大丈夫です。風合いや個性を出したいときは洗う回数を少し増やすなど調節してみましょう。

 

 

 

デニムを洗う前に知っておくべき注意点

デニムはお洋服の中でもトラブルがおきやすい衣類。デニムや他の衣類を守るために大事な注意点が5つあります。大切なデニムが縮んだり色落ちしないために知っておきましょう。

 

 

ボタンとファスナーは閉めておく

ボタンを開けたまま洗濯をすると、型くずれの原因になったり、ボタン周りの生地がどんどん弱ってきてしまい、取れてしまったり、ファスナーの金属部分がジーンズに擦れて生地を傷つけてしまったりします。

あらかじめきちんと閉じておきましょう!

 

 

ロールアップ部分は伸ばしておく

ロールアップ部分には埃や汚れが結構溜まりやすいです。

洗濯する前に伸ばしておき、ゴミなどがついていないか確認しておきましょう。

伸ばさないまま洗濯するとシワになったり、折り畳んでいる部分だけ擦れて破れたり色落ちの原因にもなるので気を付けましょう!

 

 

他の衣類に気を付ける(デニムだけを単独で洗う)

デニムを洗うときは他の衣類とは一緒にせずに、デニム単体で洗いましょう。

デニムの染料であるインディゴは、どうしても洗うたびに多少水に溶け出してしまいます。

できれば他の洗濯物と一緒にせず、単独で洗濯するのがおすすめ。ただし、同じデニムだからといって複数枚を一度に洗濯機に入れてしまうと、生地同士の擦れで色落ちが進む場合があります。

それも嫌な場合は、手洗い洗濯をしましょう。

 

 

裏返して洗う

表向きのまま洗濯するのもいいですが、生地同士が擦れて一部だけ色が変わってしまったり、生地へのダメージも大きいです。

裏返して洗濯することによってこれらを防ぐことができます。

 

 

おしゃれ着洗い用洗剤を使用する

見た目には汚れが目立たなくても、長く履き続けたジーンズにはやはり汗や皮脂が付着しています。

そんな時には、蛍光剤・漂白剤の配合されていない中性洗剤や、おしゃれ着洗い用の洗剤を使いましょう。

アルカリ性の洗剤は洗浄力が高い分、デニムの色落ちを促してしまいますので要注意です。

洗剤は水の溜まった洗濯槽に入れるようにし、生地に直接かからないよう注意します。

また、洗剤の量が多過ぎるとすすぎが十分にできず、かえって生地を傷めてしまうおそれがあります。

必要分の容量をきちんと守り、入れ過ぎには気をつけて下さいね。

 

おしゃれ着洗い洗剤の例を見てみる

 

※デニム専用洗剤を使う

デニム専用の洗剤があるのはご存じですか?

色落ちを防ぎ、汚れだけ落とす洗剤やパリッと感を出すもの、柔らかさを出すもの、香りがある洗剤など、実は意外と種類豊富なんです。

お値段は少ししますが、高価なデニムやお気に入りのデニムに使ってみてはいかがですか?

 

デニム専用洗剤の例を見てみる

 

 

 

デニムを長持ちさせるための洗い方

デニムを長持ちさせるためには、3つの注意点があります。

以下を最低限注意していればデニムは長持ちするので、ぜひ知っておいてくださいね。

 

 

 

「手洗いモード」や「ドライコース」で優しく洗う

デニムを洗濯機で洗うときは、お手持ちの洗濯機にドライや手洗いモードなどの洗濯コースがあれば、そちらを選ぶ方がベターです。

特に色落ちさせたくないデリケートなデニムを洗う場合は、「洗い」や「すすぎ」を短くし脱水を1分にするなど調節してください。

 

 

洗濯が終わったらすぐに干す

洗濯機の中に濡れた状態のジーンズを放っておくと雑菌が繁殖しやすくなります。

それだけではなく、部分的に色落ちしてしまったりシワの原因にもなるので脱水が終わったらなるべく早めに取り出しましょう!

 

 

乾燥機はNG

衣類を手っ取り早く乾かすには乾燥機を使うのが手ですが、ジーンズの場合高温の熱風を当てることによって縮んでしまいます。

生地を傷めてしまう可能性もあるので注意が必要です。

「お気に入りのジーンズが縮んでしまって履けなくなった」なんてことがないように、ジーンズを洗う際は乾燥機の使用を避けましょう。

 

 

 

 

デニムの干し方

ここまで、洗濯方法についてお伝えしてきましたが、実は干し方にもポイントがあります。

5つのポイントを理解することで、ジーンズの型崩れや色落ち、シワを防ぐことができるので、意識してみてください!

 

 

 

形を整えてシワを伸ばす

脱水が終わったら、まず全体のシワを伸ばしましょう。

ジーンズをくしゃくしゃの状態で干すと、しわがくっきり残ったまま乾いてしまいます。

両手でジーンズを挟んで叩くように伸ばせば問題ありません。ウエストと膝の部分は軽く引っ張り形を整え型崩れを防ぎます。

まだ濡れている状態の時に、きちんと形を整えておきましょう!

 

 

できるだけ日陰で干す

早く乾かしたい時にはつい乾燥機を使いたくなるかもしれませんが、型くずれさせたくないデニムに使うのは基本的にNG。

意図的に生地を縮ませたい場合以外は、できるだけ陰干しするのがおすすめです。

そして風通しの良い日陰で干すのがポイント!室内でも良いですが外で乾かすとより良いです。

天日干しだと殺菌効果がありますが日光が直接ジーンズに当たると変色する可能性があるので、

どうしてもニオイなどが気になるときだけ干すなど工夫してください!

 

 

裏返して干す

裏返して洗濯した後は、そのまま裏返した状態で干しましょう。

裏返すことによって万が一、日光がジーンズに直接当たっても色落ちを防ぐことができます。

さらに裏返して干すことによって生地の重なる部分が少なくなり乾きにくいポケットなども早く乾きます!

 

 

逆さまにして干す

水分を含んだジーンズって結構ドシっと重たいですよね。

逆さまにして干すことで、重みで生地が引っ張られジーンズの縮みを防ぐことができるんです!

洗濯ばさみやボトムハンガーなどを使って吊るせば大丈夫です!

ストレッチが効いているジーンズは逆さまにして干すと伸びてしまう恐れがあるので注意が必要です。

 

 

筒状にする

筒状にして干すことによって中に空気が入り、風通りがよくなり手っ取り早く乾かすことができます。

ジーンズの厚い生地でもきちんと乾き、湿った嫌なニオイなども残らず時間短縮にもなります!

 

 

 

 

デニムを洗濯しない時のお手入れ方法

「洗うほど汚れていないけどニオイが気になる、、、。」「少しだけシミがついた」なんてこともありますよね。

そんなときの対処法も合わせて書いていきます!

 

 

 

部分洗い

一部分にしか汚れがついていない場合は、水で薄めた中性洗剤を布に含んで軽く叩いて落としましょう。

「染み抜き」をするときのように、汚れがついたデニムの生地の裏に布をひくとgood!

そのときに擦ったりしないように気を付けてください。

汚れが布に染み込むようにジーンズを「軽く叩く」のがコツです!

 

 

 

スチームアイロンを使う

蒸気のでるスチームアイロンを使う事でデニムを傷めず、ニオイを取ることができます。

スチームアイロンをデニムから少し離して、シワが伸びるように形を整えながらかけると仕上がりが綺麗になります!

 

 

 

 

デニムによっても様々!基本の品質表示を理解しよう

 

デニムが作業着だった時代には綿100%が一般的でしたが、最近では素材も多様化し、シルクやレーヨン、麻が混ざったものなど、一言でデニムと言ってもアイテムによって素材はそれぞれ違う様になりました。
そこでチェックしたいのが、素材とクリーニングマークが書かれているタグ(洗濯表示)。

方法を間違えると、色落ちや型崩れの原因になるので、必ずチェックしてから洗濯するようにしましょう。

クリーニングマークはもちろん他の衣類にも共通なので、基本のマークは覚えておくととても便利です!

洗濯表示について詳しく解説しているブログも書いているのでよければそちらもチェックしてみてくださいね!

 

 

これだけは知っておきたい洗濯表示の基礎知識!

 

 

 

 

今回はデニムの手入れ方法ついて紹介しました。

デニムは幅広い年代、さまざまな場面で、とても着やすいアイテムとなりました。

たくさん履き、洗うことで色味が変化し味が出てそれが個性となります。

 

持っているデニムを正しく手入れしてより長く着用していただけたら嬉しいです:)

 

 

 

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参考文献:BOBSON JEANS キナリノ YOUR MYSTAR STYLE

編集: ogi サユリ

 

最後まで読んでくれてありがとうございます☺️
少しでもクローゼットづくりが楽しくなるような知識をお伝え出来ていたら嬉しいです。

 

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