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【サングラスをかけるのは何月?】サングラスの知識や種類をご紹介!

こんにちは!エナクロ編集部です!
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眩しさを抑え、紫外線をカットするという機能はもちろん、ファッションアイテムとして、様々に使われるサングラス。

今や私たちの生活に欠かせない道具であり、服や靴等と同じ様な必需品となってきています。

用途に合わせて様々に変化するデザインやシーンに合わせたレンズ色などの特徴がありますが、そもそもサングラスとは何なのか、そもそもサングラスはどのように普及してきたのでしょうか?

この記事では、サングラスの知識や種類についてご紹介します!

 

 

【目次】サングラスの種類と起源

サングラスとは

 可視光線透過率とは

サングラスの起源

 現代のサングラスの始まりは第二次世界大戦

 フレームはメタルからプラスチックへ

代表的なサングラスの種類

 ウェリントン型サングラス

 ラウンド型サングラス

 スクエア型サングラス

 ティアドロップ型サングラス

 ボストン型サングラス

 

サングラスとは

サングラスというのは英語で書くと「Sun-Glasses」つまり太陽のメガネという意味です。

日差しや強い照明などの光から眼を守る為に着用する保護メガネの事をサングラスと言います。

 

可視光線透過率の低いレンズを使用し、主に黒っぽい物やミラーを用いたもので、外から目が見えない様なレンズ、不透明に見える物をサングラスという分類にしており、反対に可視光線透過率が高く透明に近いレンズの物は伊達メガネと分類されています!

 

 

 

可視光線透過率とは

可視光線透過率というのは、レンズを光がどれくらい通過するかという数値です。

直射日光の眩しさを軽減し、視野を守るためには30%〜10%程度が適切と言われています。

反対に、スポーツ等で雨から眼を守ったり、視野にコントラストつける目的の場合は、可視光線透過率は高く70%〜90%程度の物を使用する場合もあります。

 

しかし可視光線透過率が低いからと言って紫外線を通していないかというと、そうでもなく、可視光線透過率が100%近いレンズでもUVカットが施してあれば紫外線は通しません。

UVカットを施していない暗いレンズを使用している場合、瞳孔が開き易くなる上に、そこに紫外線が強く入るため好ましくないとされているケースもあります。

 

 

サングラスはいつ使う?

サングラスの着用のタイミングには、「夏の日差しが強い日」というイメージの方が多いと思いますが、実はサングラスブランドからは、オールシーズンの着用がおすすめされています。

 

紫外線量は天候や時間帯にもよりますが、夏にピークに達した紫外線量は冬になると約3分の1程度まで低下するそうです。

とはいえ、3分の1の紫外線でも人間の体にはあまり良くない影響があります。

なのでシーズンを問わず、日差しを感じる日には迷わずサングラスを着用するのがおすすめです。

 

 

 

サングラスの起源

サングラスの原型は北極圏に住むエスキモー達が強い日差しと雪の照り返しから眼を守るために、板やアザラシの革等を使用して作った遮光器だとされている説が最も有力です。

他にも古代ローマ皇帝が、エメラルドを利用して作られたサングラスを使用し、円形闘技場の催しを観戦したという説もあります。

 

12世紀の中国ではスモーキークォーツを利用したサングラスを裁判官達が使用していたそうです。

ここでの目的は日光の遮断ではなく、視線を隠す為だったとされています。

 

そんなサングラスが実用的なモノとして最初に大量生産されたのは1929年のアメリカで、ここで初めて光学的な観点から眼を守る為のサングラスと言う物を開発し、サム・フォスターという実業家によって世に発表されました。

その後、色素が薄く紫外線に弱い白色人種を中心にサングラスの着用が広まり今に至ります。

 

またオーストラリアの小学校では子供たちがサングラスをかけて通学するのは当たり前で生活必需品とされています。

日本では全く想像もできない光景ですよね?文化の違いがこういう場面でも見られます。

環境やそもそも人種が違う以上、広がる文化が違ってくるのは当然ですが、間違いなく言える事は人間にとって紫外線は有害だということです。

太陽と上手に付き合うためにはサングラスは必須アイテムだと考えられます!

 

サングラスを生活の一部に取り入れることが太陽と上手に付き合っていく一つの方法なのです。

 

 

 

現代のサングラスの始まりは第二次世界大戦

今や誰もが当たり前のように使っているサングラスですが、一般的に広まったのは第二次大戦後のこと。

それまでにも、メガネに色付きレンズを入れてサングラスとして使うこともありましたが、ごく限られた人のみだったのです。

それは20世紀初頭まで、レンズが高額だったことが要因です。

 

眩しさを抑え、目に有害な紫外線を遮断する役割のサングラスは、航空パイロットのために進化しました。

特に大量の戦闘機が投入された第二次大戦において、サングラスの開発と量産は急務でした。

 

第二次大戦後、パイロット用サングラスが一般市場にも流通し、映画俳優や文化人がこぞってサングラスを掛けるようになると、一般層にも急速に広まっていきました。

 

 

 

フレームはメタルからプラスチックへ

当然ながらメガネの歴史はサングラスにも及びます。

第二次大戦後から’60年代までのアメリカ黄金期に、現在クラシックと呼ばれているメガネの定番デザインが確立されました。

 

それまでフレームは金属製がほとんどでしたが、物性が安定して着色が容易、かつ大量生産に向いたプラスチックの加工技術が飛躍的に向上したからです。

さらに多品種少量生産にも対応できるアセテートが、フレーム素材として利用されるようになります。

いわゆるウェリントンやボストン、サーモント型のメガネが、大小さまざまなメーカーから生み出され、カラーレンズを入れたサングラスも広まっていったようです。

 

 

 

代表的なサングラスの種類

サングラスの定番フレームを紹介します。

自分に似合うサングラスを見つけるためにも形について知ることは大切ですのでしっかりチェックしましょう!

 

 

ウェリントン型サングラス

リム部分が逆台形型になっているフロントデザイン、鼻にかけるブリッジ部分がリムの最上部とつながっているという特徴をもつレトロ調なサングラスです。オーソドックスで顔型を選ばずどんな人でもかけやすいデザインなので、ホリの浅い日本人の顔立ちとの相性もgood。

 

1950年代に大流行したウエリントン型のサングラスは、最近また人気に火が付き、多くの海外セレブや有名人から選ばれ、若者のファッションアイテムとして定番となりました。定番サングラスならではのカラーバリエーションやスタイルの豊富さもウエリントン型の特徴です。

 

名前の由来は、ニュージーランドの首都から採った説や、ブーツの名前という説など諸説あるそうです。

 

ウエリントン型サングラスの例を見てみる

 

 

ラウンド型サングラス

60年代では平和の象徴として流行し、明治・大正〜昭和にかけて活躍した歴史上の人物は、ラウンド型のフレームを愛用している人がほどんどです。

アメリカの喜劇役者であるハロルド・ロイドが愛用していた事から「ロイド型」とも言われています。

 

ラウンド型のフレームデザインで作られるメガネやサングラスは、現在のようにフレームに合わせてレンズを削る技術が発達していなかった頃、丸いレンズをそのままフレームにはめ込むという方式で作られていたためこの形状なのです。

 

正円に近いラウンド型のサングラスは現在の主流である大きめのレンズ形状と愛称が非常に良く、男性からは知的で職人気質な雰囲気が硬派なイメージに評価が高く、女性からは優しく多らかな雰囲気と小顔効果があるので高い支持を得ています。

 

ラウンド型サングラスの例を見てみる

 

 

スクエア型サングラス

 

リムが長方形に近い形をしており、形状もバリエーション豊富です。、大きめのレンズの場合正方形に近いサングラスまでデザインの幅は非常に広く、最近では角が鋭角に作られたエッジの効いたスクエア型サングラスも流行しています。

 

スクエア型のフレームは、ファッションやシーンを選ばずに使える万能フレームとして長年愛されています。

スクエア型はそのデザイン性の高さから、ニッケル合金やチタン等のメタル系フレームからアセテートやセルロイドを使用したプラスチック系のサングラスまで非常に幅広く、老若男女問わず選ばれ続け、周囲にシャープな印象を与えるため、ジャケットスタイルなどのオトナの装いに合いやすいのも特徴です。

 

スクエア型サングラスの例を見てみる

 

 

ティアドロップ型サングラス

その名の通り涙の雫を思わせる形状で、リムの上部分はスクエアに近く、下部分はラウンドに近い形をしています。

もともとはアビエーターと呼ばれており、パイロットのために飛行中に太陽光線を原因とする眼球疲労を軽減させるために設計されたもので、ヘルメットを被ったままでも着用出来るまっすぐなテンプルがこのサングラスの特徴。

そんな歴史的背景もあってか、ミリタリーファッションと相性抜群!

映画「トップ・ガン」にてトムクルーズが着用し世界中で人気となったサングラスは、アメリカ空軍にも正式採用されているパイロットの定番サングラスと言えます。

 

ティアドロップ型サングラスの例を見てみる

 

 

ボストン型サングラス

 

リムの上下幅が広く、丸みを帯びた逆三角形型のフレームが特徴。

ラウンドと似た丸みですが、ラウンドが完全な丸形であるのに対し、ボストンは限りなく丸に近い逆三角形のような形をしています

 

アメリカのボストンで流行したため、ボストン型メガネと呼ばれています。

そして、大正時代〜明治初期のインテリ達から選ばれ続けたボストン型のサングラスフレームは、どこか懐かしさとロマンを感じさせるデザインで、レトロブームの大本命と言えます。

 

ハリウッドのオシャレ番長であるジョニー・デップ氏が愛用している事で一躍有名となり、顔の印象を柔らかくし、なおかつ知的な印象も与えてくれます。

 

ボストン型サングラスの例を見てみる

 

 

 

 

オシャレを楽しみつつ自分の大事な眼を守れるサングラス。皆さんもぜひ手にとってみてくださいね☻

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます:‐)
ぜひ一緒にクローゼットづくりを楽しんでいただけると嬉しいです!

 

 

 

参考文献:e-begin TALEX PINTORU 男のヴィトン男の持ちモノ  talex.co.j

編集: ogi サユリ 

 

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