トップスのさまざまな袖(スリーブ)の種類をご紹介!
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皆さんは洋服の袖の種類がたくさんあるのは知っていますか? ふんわりしている袖や、ひらひらとした形の袖、先にかけて大きく広がっている袖などたくさんの種類がありますよね。
この記事では、トップスのさまざまな袖(スリーブ)の種類についてまとめました!
毎日着ている洋服の袖の名前や違いを知れば、お洋服選びがもっと楽しくなるはずです。
よく見る3つの袖の種類
よく見る3つの袖の種類
よく見る袖のつけ方には、大きく三種類あります。
- 肩のラインに沿うセットインスリーブ
- 肩よりも下に袖をつけるドロップショルダースリーブ
- 首元から脇にかけて袖をつけるラグランスリーブ
それぞれについて詳しく解説していきます!
セットインスリーブとは
セットインスリーブとは、肩のラインに沿って袖をつけます。あらゆる袖の基本となる袖のつけ方です。
ヒラヒラとした袖のフレアスリーブや、大きく膨らんだ袖のバルーンスリーブも、袖のつけ方はセットインスリーブである事が多いです。
シンプルで癖がないので、あらゆるデザインの洋服があり、たくさんのコーディネートに利用できるというメリットがあります。
セットインスリーブの洋服を選ぶ際は肩のラインをしっかりと体に合ったものを選ぶと◎
ドロップショルダースリーブとは
ドロップショルダースリーブとは、袖付け部分を肩より落としてあるデザインのことです。普通の肩のラインよりも丸みのあるデザインが特徴です。
コーディネートが程よく力の抜けた印象になるというメリットがあります。昔からある形ですが、数年前からゆったりとした抜け感のある着こなしが注目され、今人気の高い袖のつけ方になっています。
肩の位置が定まっていないドロップショルダーは、肩幅を気にせず着用できるので、肩幅の狭い方でも広い方でも気軽に着こなせます◎
ラグランスリーブとは
ラグランスリーブとは、襟元から脇にかけて斜めに袖がつけられています。
約45度の角度で胴体の布と首回りに接続されている袖の種類です。
袖付けが、ネックラインから袖下にかけて斜めに切り替えてあり、肩と一続きになっている袖の形です。
カジュアルなTシャツやスポーツウェアのデザインに多い印象です!
肩のポジションが決まっていないので、ドロップショルダーと同じように肩幅を気にせず着用できる点がメリットとして挙げられます。
また、肩に斜めの切り替えが入るのでデザインとしても楽しめます。
しかし、その形状の問題でセットインスリーブよりも生地ロスが多くなり、お値段が高くなる事も多いという欠点もあります。
ラグランスリーブの豆知識
19世紀の欧州でのクリミア戦争の時、英国の「ラグラン将軍」が考案した事が名前の由来と言われています
少し珍しい袖の種類7つ
代表的な3種類の袖について解説してきました。
ここからは先ほど紹介した3種類の袖よりもニッチで珍しいものについて簡単な説明をしていきたいと思います!
パフスリーブ
パフスリーブとは、バルーンスカートのような膨らみが特徴の袖です。
長袖はなくて半袖が多く、ノースリーブに近いものもあります。
フレアスリーブ
フレアスリーブとは、フレアスカートのように袖口に向かって広がっていく特徴の袖です。
長袖は基本的になく、半袖が大半で一部七分袖のものもああります。
フレンチスリーブ
フレンチスリーブとは、袖の布にて、別の布を縫い合わせるのではなく、胴体の布からそのまま続いているのが特徴の袖です。
ノースリーブと半袖の中間くらいと思っていただければほぼ間違いないです◎
半袖に見えるノースリーブといったところでしょうか。
少し詳しく説明すると、
ノースリーブは袖の無い服の総称なので、洋服の区分上ではフレンチスリーブはノースリーブに含まれます。フレンチスリーブで袖に見える部分はパターン上では肩幅となります。しかし肩幅が長いため、見た目が半袖です。
そのためフレンチスリーブ = 「ノースリーブでありながら半袖に見えるスリーブ」ということですね!
バナナスリーブ
バナナスリーブとは、バナナやブーメラン、または三日月を縦型にしたような、中央が膨らんだ形をした袖の種類のことを指します。
ラッフルスリーブ
ラッフルスリーブとは、『ラッフル(ruffle)』とは、「しわくちゃにする、波立つ」という意味の言葉で、ぺプラムのようなひらひらした布地を袖につけたものを指します。
タックスリーブ
タックスリーブとは、袖のいずれかの箇所にタック(折りヒダ、畳みヒダ)が入ったものです。
タックが入る箇所は様々ではあるものの、どこかしらにタックが入っているものが『タックスリーブ』と呼ばれます!
ドルマンスリーブ
ドルマンスリーブとは、サルエルパンツのトップス版のようなデザインの袖の種類です。シルエットとしては翼を広げたコウモリのような形をしています。
サルエルパンツが股下が余分に長いのに対し、ドルマンスリーブは脇の下が余分にあいた、ポンチョ風デザインのゆったりした袖をしています。
ドルマンスリーブの豆知識
ドルマンと言う言葉は、トルコ人の用いたドルマンというアウター服の袖に似ていることが名前の由来とされています!
袖の長さごとの種類
袖の付け方や形に加え、長さごとにも4つの種類に分けることができます!
ノースリーブ(スリーブレス)
ノースリーブ(スリーブレス)とは、袖のないものを指します。
年々、暑くなってきているのでノースリーブを着用している方が増えてきている印象があります!
ハーフスリーブ
ハーフスリーブとは、半袖のことです。二の腕の真ん中あたりから肘あたりまでと長さの幅が広いのが特徴です!
七分袖
七分袖は、半袖と長袖の中間くらいの袖です。
だいたい肘から手首の間までの長さの袖であることが多いです!
ロングスリーブ
ロングスリーブは、長袖全般を指します。最近だと袖の長さが腕の長さより長いものもあります!
【番外編】 カフスとは?
『カフス(cuffs)』とは、「袖口」または「袖口の布」というような意味です。
カフスボタンと呼ばれるアクセサリーも存在しますが名前の通り袖口につけるボタンのことです!
フォーマルな格好をする際にYシャツの袖口につけている方がいらっしゃる印象です。
タイピン以外のアクセサリーとしてつけてみるのもいかがでしょうか?
袖の種類には代表的なものだけでもこれだけの種類があります!
紹介しきれていない袖の種類もたくさんあるので気になる方はさらに深掘りしてみてくださいね☺︎
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最後まで読んでくれてありがとうございます:‐)
ぜひ一緒にクローゼットづくりを楽しんでいただけると嬉しいです!
参考文献:ファッションガイドJP NARU Modalina
編集: ogi サユリ
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