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呉服店とは?百貨店の発祥は呉服店?

こんにちは!エナクロ編集部です!

 

8月からスタートしたCARAVAN企画。ありがたいことにたくさんの百貨店さまからコラボのお誘いを受けさせてもらえるまでにクロクロは成長してきました。

 

 

百貨店の発祥は呉服店と言われています。

呉服店とはなんなのか、百貨店のつながりについてひも解いてみましょう!

 

 

 

【目次】呉服店とは

 

 

老舗百貨店の歴史

実は百貨店は呉服店から発展した歴史があると言われています。

 

平均的に5階から10階くらいまでフロアがあり、
全国の大都市内の百貨店では、「百貨」という語句が入る通り、食料品や雑貨、衣類など幅広い分野の商品が大量に販売されています。

 

 

そんな百貨店の中で、大正・昭和時代に開業したところは別として、
江戸時代や明治時代に創業した老舗は、
歴史をひも解いてみると、ある分野の事業を発祥としているケースが多い事で知られているんです。

それは、「呉服(呉服店)」事業。

すべてではないものの、多くの老舗百貨店は呉服事業、
そうでなくとも、今でいうところの”ファッション商材”をもともと売って来た歴史を持ちます。

 

呉服店の販売方式としては座売りという方法がありました。

この座売りとは売り子は呉服店内の畳に座っており、来店客が来ると畳に上げ、要望の商品をひとつひとつ見せていくという販売方法のことです。

三越のデパートメント宣言を受け、呉服店の多くでは座売り方式よりも陳列販売が採用されるようになりました。

陳列販売とは、来店客が自ら商品を見て目に留まった物を選ぶことができるという販売方法です。

こうして呉服店の多くは百貨店へと進化していきました。

 

 

 

最初にできた百貨店

諸説ありますが、日本で最初にできた百貨店は現在の『三越』と言われています。

1904年、のちの三越にあたる株式会社三越呉服店は「デパートメント宣言」という宣言を発表しました。

この宣言はもともと江戸時代から呉服店『越後屋』を営んでいた『三越』が、アメリカのデパートメントストアのようにより多くの種類の商品を取りそろえた百貨店の業態へ変わるというものでした。この動きは新聞広告や雑誌にも多く掲載され、その後の日本の百貨店文化を確立するきっかけとなりました。

現代でもその文化は引き継がれています。

 

 

 

呉服店から百貨店に変革していく中で大きく変わったもの

 

ショーウィンドウ

もともと呉服店は蔵になっていました。アメリカのようなデパートメントストアを目指すためには、ショーウィンドウが必要でした。板ガラスは当時日本には存在しなかったため、アメリカから大きな板ガラスを輸入し、壁にはめ込んでショーウィンドウを作りました。このショーウィンドウを最初に導入したのは、百貨店『白木屋』と言われています。

 

 

下足預かりの廃止

呉服店では下足を脱いで上がらなくてはならず、そのたびに店側は下足を預かっていました。

百貨店へと変化していく中で、下足のまま店内を自由に見て回れるようになっていきました。

これもアメリカの文化を踏襲したのではないかと考えられます。

 

 

食堂

店内に食堂を設けることで、来店客が百貨店内に滞在する時間を長くしました。空腹を感じたらすぐに食事をとれるようにし、空腹を満たすとまた買い物ができるような仕組みを作ったのです。

 

 

洋式の大建築

大きな建物であることは、百貨店を百貨店たらしめる条件であり、どの百貨店も建物を今までの呉服屋のサイズよりも大きく洋風に建て直しました。

 

 

バーゲン

これまでは実施しなかったバーゲンを行うようになりました。普段は正価での販売ですが、年に何度か値段を大幅に下げる試みが始まりました。

 

 

文化活動

店内で展覧会や美術展、博覧会を開くようになりました。これは、百貨店が文化の発信地であることをイメージづけるためとされています。

 

 

百貨店

©️Unsplash

 

 

百貨店は長い歴史を持って成長してきました。

これだけの長い間、多くの人から愛されるって凄いことですよね。

 

そんな百貨店とお仕事させていただく機会をいただけて本当に嬉しいです。

 

エナクロもそんな百貨店に歴史を一緒に刻んでいくぞ〜〜

良ければ百貨店で開催している『CARAVAN』にもあそびに来てくださいね☺︎

 

 

 

参考文献:ファッションガイドJP 三井住友トラスト不動産 マーケットピア 梨花和服

編集: ogi サユリ 編集サポート:おっくん

 

最後まで読んでくれてありがとうございます☺️
少しでもクローゼットづくりが楽しくなるような知識をお伝え出来ていたら嬉しいです。

 

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